日本赤十字社岩手県支部

「ノルディックウォーキングとお茶っこの会」
~1月の仮設団地訪問~

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~1月の仮設団地訪問~

私たちは忘れない画像

 今年の冬は、比較的温暖な沿岸部でも大雪が降ったり、冷え込みの厳しい日が続いたりと荒れた天気の多い日でした。高齢の方は特に、足元が悪いときには外に出るのも大変かと思いますが、そんなときは屋内でもできるストレッチを思い出して運動不足解消に役立てていただければと思います。

 日本赤十字社岩手県支部では、未だ仮設住宅での生活を余儀なくされている方々へのこころと身体の健康支援として、生活不活発病予防や気分転換、住民の方々同士の交流の機会を兼ねて、ノルディックウォーキングとお茶会の訪問活動を継続しております。

陸前高田市 鳴石(市立第一中学校)仮設団地 平成30年1月12日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 快晴に恵まれましたが浜風が強く、寒さの厳しい日でした。それにもかかわらず今回も元住民の方も含めて多くの方がポールを持ってお集まりくださいました。

 この日取材にいらしていたNHKの方が360°カメラで記録された仮設住宅の様子が、

「陸前高田一中仮設住宅 仮設の7年 360°VRアーカイブ」として公開されています。

https://www.nhk.or.jp/vr/shinsaivr/2018/rikutaka/

集会所内では、当日の活動の様子もご覧いただけますので、上記リンクからご覧ください。

 被災3県で最も早く建設されたこちらの仮設団地も、この3月を以てとうとう閉鎖となります。自治会の方はじめ住民の皆さまには大変お世話になりました。

「BAPPAダンサーズ」の活動をはじめ、強い連帯感と明るさを持った一中仮設の皆さまの今後のご多幸をお祈りしております。

陸前高田市 滝の里仮設団地 平成30年1月12日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 こちらもすっきりとした青空に恵まれたものの、風が強く寒さを感じる日でした。陸前高田市内の最終集約仮設となっているこちらの団地も、市内各所の災害公営住宅や宅地造成の完了により徐々に引越しをされる方が増えてきました。気仙町の方が多く入居されているこちらの仮設、気仙町も今盛んに住宅地造成が行われており、また他仮設の集約化が進むことで今後ますます住民の流動が加速していきそうですが、ノルディックウォーキングやお茶会が新しいコミュニティ形成の場となれればと思います。

宮古市 愛宕公園(中里)仮設団地 平成30年1月17日(水)

 

 

 

 

 

 

 

 この日は北海道ノルディックウォーキング奉仕団の藤田委員長が支援に来てくださいました。外は寒さが厳しく、室内で藤田委員長指導のもとポールを使ったストレッチを行いました。

 仮設住宅の解体が進む宮古市内、こちらの仮設も今年度いっぱいで閉鎖となる方向とのことで、次回3月に最後の訪問をするお約束をしてきました。

宮古市 グリーンピア三陸みやこ仮設団地 平成30年1月17日(水)

 

 

 

 

 

 

 

 こちらでも北海道ノルディックウォーキング奉仕団藤田委員長指導で室内でのストレッチを行いました。寒さに加えて今年のように雪が多いと、特に高齢者の方は転倒のおそれなどから余計に家にこもりがちになってしまう方が多いようですが、室内でもできるストレッチを覚えてご自宅でも実践していただきたいと思います。

 こちらの仮設も今年度を以ての閉鎖となっており、既に住民の居なくなった駐車場やテニスコートの棟では解体工事が始まっていました。仮設を出られた方も歩くことを楽しみに多くの方が集まってくださるこちらの仮設、最後の訪問となる次回には、天候に恵まれ広いグリーンピアの敷地内を思いっきり歩ければと思います。

釜石市 平田第2仮設団地 平成30年1月26日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 冷え込みの厳しい日が続き平田でもまだ多くの雪が残っていましたが、道路は乾いていたためノルディックウォーキングを行うことができました。今回も隣接する災害公営住宅や近隣に住宅再建をされた方々もたくさんお集まりくださいました。

 お茶っこ会では、毛糸のシュシュづくりを行いました。毛糸をひたすら巻いていくシンプルな工程のため、みなさん黙々と集中してのお茶会になりましたが、お気に入りの作品が出来上がると皆さん笑顔でした。

釜石市 甲子町第2仮設団地 平成30年1月26日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 甲子では風も強くさすがの寒さで、日当たりの悪いところは交通量の多い道でも凍結の見られる箇所が多くありました。ノルディックウォーキングもいつもより短めで引き返しました。

 お茶っこ会では、平田に引き続き節分に因んで豆まきを行いました。

 いつも集会所の開け閉めをしてくださり大変お世話になった区長さんも引越しが決まり、次回訪問時にはもういらっしゃらないとのことでした。海沿いから離れたこちらの甲子のような地域の仮設では、住民の方々の元々のお住いの地域もバラバラ、仮設を出て行く先もバラバラのケースが多く、仮設を出た方が集会所のイベントに遊びに来るのは距離的に難しいケースが多いため、コミュニティが急激に縮小している印象を受けます。住民交流の場としてノルディックウォーキングやお茶会を楽しんでいただければと思います。

山田町 織笠(町民グラウンド)仮設団地 平成30年1月31日(水)

 

 

 

 

 

 

 

 至るところに雪が残っており、この日の気温も低かったのですが、「着込みすぎて身体が動かない」と言いながらも、こうした寒い日にも歩こうという意識を持って集まってくださるのを大変うれしく思いました。

 お茶っこ会では、節分に因んで恵方巻を召し上がっていただき、豆まきを行いました。この町民グラウンドの周辺でも住宅地造成が盛んに進められており、今年が大きな節目となる方も多いと思います。生活再建まで既に多くの歳月を過ごされてきたかと思いますが、こうした季節の行事を残りの時間を待つ間の楽しみとしていただければと思います。

山田町 船越第3仮設団地 平成30年1月31日(水)

 

 

 

 

 

 

 

 間もなく解体となるこちらの仮設、ご参加いただいた方も既に皆さん転居済みで、今回が最後の訪問となりました。いつものウォーキングコースにある県立青少年の家は、震災後に皆さんが避難所として過ごされた場所であり、「この池の水はトレイを流すのに助けられた」とか「洗濯はあそこの山の沢でやった」など当時の思い出話も伺えました。

 

 年度末に向けて、仮設団地の解体の予定もあちこちで聞こえるようになってきました。季節の変わり目に忙しい日々が重なることになるかと思います。お体に負担のかからないようお過ごしいただきたいと思います。

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