日本赤十字社岩手県支部

「ノルディックウォーキングとお茶っこの会」~7月の仮設団地訪問~

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 どちらへ伺ってもウニの口開けの話題が聞かれた7月でした。三陸の夏の風物詩、みなさん忙しく充実した日々を過ごされていたようです。

 日本赤十字社岩手県支部では、未だ仮設住宅での生活を余儀なくされている方々へのこころと身体の健康支援として、生活不活発病予防や気分転換、住民の方々同士の交流の機会を兼ねて、ノルディックウォーキングとお茶会の訪問活動を継続しております。

山田町 織笠(町民グラウンド)仮設団地 平成29年7月7日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 ウニの口開けのため、今回はお顔を見られなかった方も多かったのですが、仮設住宅から転出された方で久しぶりにご参加いただいた方もいらっしゃり、にぎやかなお茶っこ会となりました。暑さの厳しい日であったため、外歩きは控えておくという高齢の方も多かったのですが、何名かの方にはいつもより距離を短くしてノルディックウォーキングを楽しんでいただきました。

 お茶っこ会では、手ぬぐいの東袋づくりを行いました。針仕事は昔取った杵柄だと、集中して手際よく仕上げられていました。

山田町 船越第3(青少年の家)仮設団地 平成29年7月7日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 ウニの口開けなどご都合の悪かった方が多く、いつもより少ない人数でした。ご参加いただいていた方々もほとんど転出済みとなり、今回で最後の訪問になるかもというところでしたが、「今回は都合で参加できなかった人が多いけど、みんな楽しみにしていたからもう一度来て欲しい」とのありがたいお声をいただきました。次回訪問の際は、皆様にお会いできることを楽しみにしております。

宮古市 愛宕公園(中里)仮設団地 平成29年7月12日(水)

 

 

 

 

 

 

 

 この日もかなり厳しい暑さとなりましたが、佐原の公営住宅から30分かけて歩いてきてくださった方もいらっしゃいました。もう充分に歩いたということで、ウォーキングはせずにストレッチのみ行いました。

 お茶会では手ぬぐいの東袋づくりを行いました。手元がよく見えなくなったといいながらも、針仕事は手がしっかり覚えているようで、手際よく縫い上げて余った時間でマチをつけるなどのアレンジを加えられる方もいらっしゃいました。

宮古市 グリーンピア三陸みやこ仮設団地 平成29年7月12日(水)

 

 

 

 

 

 

 

 既に仮設住宅から転出された方も多くの方がポールを持って集まってくださり、とても楽しみにして待っていてくださっていることがわかりました。あまりの暑さのために、今日は歩かずに体操だけにしておくという方もいらっしゃいましたが、せっかくだから歩いていこうという方々は、爽やかな夏の芝生の上でのウォーキングとなりました。

 お茶っこ会では、こちらでも手ぬぐいの東袋づくりを行いました。昔は外に遊びにも出られず裁縫の練習をさせられたものだという話も出ましたが、こうして手縫いをするのは久しぶりの方が多かったようで、たまにはこういう手仕事をするのもいいものだと喜んでいただきました。

釜石市 平田第2仮設団地 平成29年7月21日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 こちらの仮設団地でも、仮設住宅から転居された方のご参加の割合が多くなってきました。釜石市でも応急仮設住宅への入居が2019年3月末までの特定延長となったことで、今後仮設住宅の集約化の加速に伴い他仮設から転入される方も増加するのかと思われます。

 この日はウニの口開けもあり、また猛暑となったことで参加者は少なめでしたが、仮設住宅から転出された方、新たにこちらの仮設に入居化された方など今後より多くの方にご参加いただき住民交流の場としてご活用いただければと思います。

釜石市 甲子町第2仮設団地 平成29年7月21日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 いつもは多くの方がポールを持って待っていてくださる仮設団地ですが、この日は猛暑日近くまで気温が上がったほか、入院中やお仕事などのご都合で留守にされている方も多く、高齢女性の方1名にお越しいただきお茶っこ会のみ開催となりました。

 こちらの仮設には、甲子町のほかの仮設団地が撤去となったあと多くの方が転入されてきたはずですが、応援職員の方など昼間不在の方が多く、近所に引っ越してきた方がどんな方か、顔も分からないという声も聞かれました。公営住宅へ転居された方からは、このように、仮設住宅に住んでいたころより隣近所との関係が希薄になったという話をよく伺いますが、集約化が進むにつれて仮設団地内でのコミュニティ形成が再び課題となっていることが感じられました。私たちもこうした支援活動を通して、仮設団地内での新しいコミュニティづくりの一助となることができればと思います。

陸前高田市 鳴石(市立第一中学校)仮設団地 平成29年7月28日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 いつもは災害公営住宅へ転居された方にも多くのご参加をいただいておりますが、この日は地元の盆踊りの準備があったそうで、公営住宅からのご参加は少なめでした。公営住宅への入居や自宅再建に伴い仮設住宅や震災前の居住地域とはほかの地区へ転居された方も多いかと思いますが、こうして地区単位の行事が地域の方の手によって担われている様子からは、新しいコミュニティづくりが地元の方の手で着実に進んでいることが感じられました。

 この日は、長くお世話になりました佐々木区長が間もなく転居されるということで、お礼にと手作りの竹とんぼをいただきました。海外から支援にいらした方にもプレゼントして大変喜ばれたという自慢の逸品、大切にさせていただきます。

 

陸前高田市 滝の里仮設団地 平成29年7月28日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 この日の陸前高田市には、北海道NW奉仕団の藤田委員長がボランティアにいらしており、一中仮設と滝の里仮設でストレッチ指導をしていただきました。ポールを使うことで運動がより効率的になることを実感していただけたようで、参加された方からは、普段自分たちでウォーキングしているのよりずっと身体に効いているのが実感できたとの感想をいただきました。集約先となっているこちらの仮設団地からも転出される方が増えてきていますが、この場限りのものとならずに、お引越しされたあとも健康のため継続的に運動する習慣を持っていただけるよう今後も努めていきたいと思います。

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